社食作りは難しいサービスではない

会社でお昼を食べるとき、多くの方が社内にある食堂を利用されることでしょう。日本では社食と呼ばれるこのサービスは、企業内の社員であれば無料で利用ができます。1日1食だけと限定はされるものの、働いている方のお腹を満たすのには十分な分量です。福利厚生サービスの一環であり、労働局の法律で決められています。

以前は会社側が調理員を雇用されていましたが、現在は外部委託が基本です。求人広告を見るとよく募集をされており、アルバイトやパート先として人気があります。これから社食サービスをするスタッフになりたいけど、難しいお仕事なのではないかと思われている方も少なくありません。そこでここでは、社食の詳しい内容をご紹介しましょう。

まず計15品目のお料理を用意するのが基本ですが、そのすべてを調理室で作るわけではありません。基本は業務用食材でまかなうことができ、茹でる・温める・盛り付けるのみです。その場で作るものは御飯だけで、炊飯器を使えれば問題はありません。社食は大量に準備をするので、米は1日40キログラム程度を炊き上げます。

この分でも専用の業務用炊飯器があるので、簡単に仕上げられるわけです。つまり結論をいえば、社食作りは難しいものではありません。一般家庭で主婦をなされている方であれば、採用されたその日のうちに業務を開始することが可能です。新しいお仕事を探されている方なら、すぐに取り組める業務ともいえるものです。