社食サービスは業務形態に合わせて選ぶ

社食サービスは、企業の福利厚生の一環で、従業員の栄養管理やモチベーション向上などに役立ちます。社内で従業員向けの食事を提供する社員食堂は、人気の高い福利厚生でしたが、食堂スペースの確保など企業の業務形態や規模によっては、負担が大きいものでした。宅配や設置などが中心となる社食サービスは、企業側の負担が少ないながら従業員の食事に対する満足度を高められるのが魅力です。社食サービスを提供する会社は様々で、内容や食事メニューも異なります。

従業員の働き方や、オフィスの形態に合わせたタイプの提供方式を選ばないと、かえって従業員の不満が高まる可能性もあるので注意しましょう。事前に実際に利用する従業員から意見を聞き取ることも大切です。また、メニューのラインナップが少ないと飽きやすくなるので、食事のバリエーションが豊富なサービスがおすすめです。2か月程度のトライアル期間を用意している会社もありますので、上手に利用しましょう。

社食サービスは提供型の場合、お弁当のデリバリーか、オフィスや休憩室など決まった場所に食事を届けてくれるのが一般的です。温かい食事が食べられ、ランチとしてのボリュームや品質の高さも期待できます。注意点としては、食堂ほどの広さは不要でも、配膳などのスペースが必要となります。設置型は、お惣菜やパン、お菓子などを自由な時間に食べられるシステムです。

冷凍されたものならば、電子レンジで解凍して食べるため、食材が長持ちする利点もあります。