社食サービスは、従業員の食事時間の充実や向上に役立つ福利厚生の一種です。健康管理ができる食事補助サービスですので、オフィスでの時間をより快適に過ごすことができます。社食サービスには様々な形態がありますが、大きく分けると設置型と宅配型に分けられます。宅配型は、お弁当をオフィスに直接届けたり、決まった場所に食事を提供することが可能です。

基本的に、お昼時に従業員に向けて一斉に食事を届けることになります。近くに飲食店が少ない場所にオフィスがある場合、毎日バリエーション豊富で栄養管理も行き届いたランチを楽しむことができます。商品の配達や在庫確認などが必要ないので、企業の負担が少ないのも魅力です。社食サービスで届けられる食事のメニューも豊富で、本格的なお店の味を提供している会社もあります。

導入前に予算やメニューカテゴリなどを聞き取りし、企業ごとにオーダーメイドで食事を用意してくれるところも存在します。設置型は、従業員が好きな時にご飯を食べられるシステムです。オフィスに冷凍庫や冷蔵庫などを設置し、そこにお弁当やお惣菜などが届けられます。お菓子やパン、サラダやフルーツなど、簡単につまめる軽食タイプも人気です。

お惣菜などは電子レンジで温めて食べることになりますが、提供する会社によっては冷凍庫や電子レンジなどのレンタルも行っています。冷凍の食品などは日持ちが長いため管理するのも簡単で、社員食堂と違って時間を選ばず利用できるのがメリットです。